ニュージーランド(NZ)とオーストラリア(AU)は色々と似ているところがありますし、心臓外科学会も連携しているのでシステムも似ているようなのですが、病院にアプライするにあたり違うことがいくつかありましたので述べさせて頂きます。
1つは、英語の点数です。前にも述べましたが、NZの方が条件が厳しいです。
2つ目は、NZにおいて、海外フェローはNZでの勤務開始の直前1年間は自国(私の場合は日本)で勤務していないといけないというルールがあることです。今回の手続にあたりこれが問題になりました。オークランドシティ病院はそのルールを知らずに私にオファーを出してきていたのです。ですので、契約も大詰めとなった先月になってNZメディカルカウンシル(海外フェローの労働を許可する組織)がその問題を指摘し、一度はrejectされてしまいました。どうしても納得がいかなかったので、病院とカウンシルに交渉し、面接をしてもらい何とか許可を出してもらいました。とても骨が折れました。
3つ目は、契約年数です。AUは単年契約で基本1~2回までの契約更新が可能です(やりようによってはそれ以上可能ようですが)。NZでは2年契約で、契約更新は原則なしのようです。2年後にNZを離れますという旨の同意書にサインをさせられます。
以上、重要そうなものだけ書いてみました。何かの参考になればうれしいです。
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【留学体験記まとめ】オーストラリア・ニュージーランド月岡 祐介 | 医師ペディア