ようやく先月から移植用の心臓・肺の採取(retrievalまたはprocurement)の独り立ちをさせて頂きました。上司の監視下で採取するのと、自分が術者としてアシスタントに指示(というかお願いに近い)をしながら採取するのでは緊張感が違うもので、とても疲れます。 手技的にそんなに難しいことはないと思うのですが、取り換えの利かない臓器でありミスが許されないということと、英語で色んな人(何を言ってい...
心臓外科の留学とは全く関係がないのですが、私が良く行く美味しいと思うお店を三つ紹介します。それがどうしたと言われると困るのですが、自己満足ですので気になさらないで下さい。 1.丸天らぁめん (Maruten Ramen) シティのはずれの古いフードコート内にあるラーメン屋さん。豚骨ラーメン、タンタンメン、ちゃんぽんをよく頼むのですが、麺がモチモチで癖になります。スープもすっきり且つ深い味わい。雨の...
ニュージーランドでは看護師さんのストライキが20年以上ぶりだかに起こるかとのことでした。 とりあえず1日目の分は回避されたようで、オペ室も通常通り動くみたいです。 オペリストを作っているラッカがほっと胸をなでおろしていました。
ある日、三尖弁置換術がありました。 手洗いナースはアグネスでした。アグネスは入ったばかりの頃どうしようもなくできない手洗いナースだったみたいで、チーフの手術からキックアウトされて上司の太田先生の手術にずっと入っていました。ところが、3年という時を経て今では誰よりも僕たちの手術のやり方を知っており、ものすごいやりやすい手洗いナースとなっています。大器晩成型だな、と太田先生も言っていました。手術中も小...
ある日、冠動脈バイパス術がありました。 米国ではEVH いわゆる内視鏡を使ったバイパス用の静脈採取はかなり一般的らしく、そういえば今はもういなくなってしまった(セクハラの罪でやめていった)PAのティムが、80から90%はEVHだ!と言っていたのを思い出しました。今はジョンG(白人、いい人)とジョンS(黒人、お調子者)の2人しかオペ室PAがおらず、2人ともシニアなので(50代くらい)今までずっと内視...
ある日、冠動脈バイパス術がありました。久しぶりにプレートガール(胸骨プレートの業者さん、綺麗な人、プレートに使うネジを補充してくれる、それ以外はなんとなく手術台の横に立って術野を眺めるか、携帯でメール打ったりしている)と再会しました。前回気になっていたマウンテンの話と服の脇の下の部分に空いた穴との関連 (http://jaycs.jp/blog/?p=4259) を聞いたところ、「私マウンテンなん...
夜中に2回目の肺移植手術がありました。めちゃ大変でした、というか夜なのでとても眠かったです。そんなことはまぁいいんですが、とてもおめでたい連絡がありました。
皆の人気者、白石さんが帰ってきました。 ラーメンを食べます。
ある日、冠動脈バイパス手術がありました。手術前にアグネス(オペナース)が「ヒロが気になっているあのプレートガール(胸骨プレートの業者さん、綺麗な人、プレートのネジを補充するのが1日の主な仕事)、アレンっていう名前らしいわよ。ヒロにハローって言っといて、って言ってたわよ(セイ ハロー トゥ ヒロ)」と言ってきました。これは、なくはないやつだな、と思いました。手術は終わりました。
6月は別れの季節です。今日はシカゴ大学循環器内科フェローで、チームWADA(留学情報発信団体)のコアメンバーである平井先生のお別れ会を桃太郎(日本食レストラン)で行いました。 平井先生はチームWADA関連のあらゆる企画や食事会に参加してくださり、また、同世代で米国で働く同僚としてとても頼もしく、一緒に働いていてすごく楽しかったです。特に平井先生がやっているインターベンションの領域は心...








