最近最もかっこいいと思うハウアーユーの聞き方、返し方

ハウアーユー、はどこにいても耳にします。1日これ聞かずに過ごせる日はないです。人を見つけたら必ず言ってきます。留学開始時は返答に戸惑うことがありましたが、今は脊髄反射で“グッド、ハウアーユー”と返す言葉が出てきます。ものすごい疲れている様子の時でも、ハウアーユーと聞かれると同様のフレーズが間髪いれずに飛び出すので、聞いたほうはやや不思議な表情を浮かべることもあります。 病院内をふらついていたら、す…

エクモ職人が誕生した手術

チーフが昨日手術してぐずついて最終的にエクモになった人の後処理をしました。昨日の術後から朝までの間に30リットルくらいドレーンから血がでていたみたいです。すごい量ですね。なんかエクモの管とかを色々してなんとなく手術は終わりました。いつもこんな感じのことをやっているエクモ職人のテイ(若手アテンディング)はいなかったのですが、職人の技は不思議と身についており、僕もエクモ職人化していることに気づきました…

ロボットが止まっても手術

ロボの僧帽弁形成からの置換術でした。題名のとおり途中でロボットが止まるという事態が起きました。原因ははっきりとわからず、ものすごく頼りなさそうな機械担当の人が、このプラグがゆるかったからだと思うよ、と言ってましたが誰も信じていませんでした。最終的には全ての電源を切手、最初からやり直すことでなんとか動き出しました。結局17分ほど止まってたみたいです。ロボ、大変な時は大変ですね。手術はなんとなく終わり…

熊木日記 6

こんにちは(`・ω・´)/ 先日、2泊3日で旅に行ってきました。 目的地は、石川県&岐阜です。 相方は、13歳からの親友のまみ氏です(`・ω・´)/ まみ氏は、同じ女子中に通っていたのですが、14歳からアメリカに移住し、今ではNYでメイクアップアーティストをしております。そして、まみ氏もかなりのオタクなのです。 1日目STARTです(`・ω・´)/ 羽田から小松空港に到着し、レンタカーを借り、まず…

親戚を手術

ロボ僧帽弁の手術でした。となりの部屋ではチーフがオペ室看護師チーフの親戚の手術してました。オペ室看護師のチーフも手洗いで入ってました。親戚の手術ってすごいなぁ、と思いました。そんなことを思っているうちに、こっちの手術は終わりました。     北原 大翔先生(m3.comでもコラムを連載中)への質問はこちらまで↓ メール:kitaharahiroto@yahoo.com

青色の瞳にうつる手術

日曜の朝から移植でした。嫌な移植時間ランキングでは、割と低めにランクインされる日曜の朝だったのでまだよかったです。最悪なのは日曜の夜、月曜の夜あたり。週の初め、かつ夜中に呼ばれるのがダブルで襲いかかりかなりダメージを負います。今日もなぜか他に誰もいなかったので、飛行機乗って、心臓とって、帰って、植えて、閉める、というエンドレスコースでした。 心臓とりから帰ると手術室に見知らぬ青い瞳をしたきれいな女…

29 北原用

どうもみなさんはじめまして。 大学で循環器内科やっている中嶋と申します。 北原とは大学の部活の同期になり、この度ブログ書いてよっていわれました。   北原への最初の印象は、初めての飲み会でアルバイト先の女の子に電話して告白するというもので、こいつちょっとやばいなと思ったものでした。 そうはいっても部活のポジションが同じだったり、部活の罰で北原が坊主になるときに心細いからと言われて坊主にし…

m3.comとは

m3.comとは、医療関係者のためのポータルサイトらしいのですが、そこで連載を始めました。通常は企業側が医師にお願いをして書いてもらっているらしいのですが、僕の方から書いていいですか?とお願いしたら、いいですよ、となって始まりました。 これにより、m3.comの読者がこのブログを読み、このブログの読者がm3.comを読むことで、読者が2倍になる作戦です。先日のあめいろぐブログと合わせて単純計算で読…

色々あった日

23.24日とシカゴのダウンタウンでロボットシンポジウムなるものがあるのでなんとなく参加するつもりでいたのですが、23日の朝にインペラを抜くっていうのが入ってたのでそれ終わってから行こうと思ってました。ところが、インペラを抜くやつは午後になったため、朝ミーティングが終わったらとりあえずダウンダウンに来てシンポジウムに参加してみました。 そのあと、シカゴ大学の血管外科に企業の研修で来ていた蜂谷先生と…

テレフォンショッキング vol.9

はじめまして。静岡市立静岡病院心臓血管外科の川口保彦と申します。Thomas Jefferson Universityに留学中の大平卓先生からの紹介で投稿させていただきます。 大平先生とは施設見学の際につながりました。私は現在卒後6年目ですが、海外の学会発表の機会のついでに病院見学をしようと思い、昨年秋にアメリカに病院見学に行きました。 大平先生のいらっしゃるPhiladelphiaにあるThom…