今のボスは非常にスピードを重視する人で、Come on, hurry up!と看護師さんに言います。先日、手術中にいつものようにそう言っていたのですが、突然「日本語でhurry upってどう言うんだ」と聞いてきました。気の利いた事も思いつかず「急げ(Isoge)と言います」と教えたら、それからというもの何かあるとイソゲ、イソゲと言うようになりました。でも、時間が経つにつれ崩れてきて「イツォゲ」→「…
イギリス、オーストラリア、ニュージーランドと、この3年間海外に住んでいるのですが、未だに床屋に行ったことがありません。修行に集中するために坊主(3㎜)にしており、自分でバリカンで切ってしまえるからです。 英語で床屋さんに前髪のここのところをどうのこうのとかお願いをするのは大変なんだろうなぁと勝手に想像していますが、皆さんはどうされているのでしょうか。また、日本の理容室や美容室にあるような、顔剃りと…
ブリスベンの病院もオークランドの病院も回診が非常にフランクです。 特に休日は、Tシャツ、短パン、サンダルという格好で回診をしている医師がいます。患者さんはそれを見ても特に気に留める様子はありません。むしろ、休みの時までわざわざ会いに来てくれてありがとうと言っていたりします。 文化の違いを感じます。
ドライブスルーというとマックやケンタッキーでの車に乗りながらのファーストフード購入が想起されると思います。しかしながら、先日手術中にもこの表現を聞きました。 弁の手術で、人工弁に針を通していく作業の時でした。順々に針を持針器でつかんでそれをボスに渡している時でした。ボスが私に向かって”Drive it through!”と言いました。なんでドライブスルーの話なんかしているんだろう。変なボスだなと思…
お世話になっております。 事務局の大泉でございます。 事務局に初めて国際便が届きました。 もしやと思って開けてみると・・・ チームWADAグッズとお菓子の詰め合わせでした!(わーい!) サイズぴったりです。 アメリカから頂いたパーカーですがチャックがYKKでひとしきり盛り上がりました。 グローバルを感じた瞬間でした。 平田もかねてからチームWADAカレンダーが欲しいと言…
今日はロボット僧帽弁から始まりました。脂肪なさげな人だったので、この人はロボット手術向きだね、とマッケンジー(ロボットPA)に言ったら、筋トレおやじだから胸筋があってそこから出血するからベストじゃないわよ、と言われました。ベストはスキニーなガイよ、ヒロみたいなね、と。僕はスキニーじゃないよ、と言うと。そう?スキニーだよ。あ、ごめん、じゃあその身長にしては適切な体重ってことにしとくわ、と言われました…
BostonからToshiが遊びに来たので最近固定メンバーとなりつつある人達で、固定レストランになりつつある日本食レストランロカに行ってきました。 Toshiは日本育ちで、高校からアメリカに来ていて今は大学生。19歳と若め。若いのにしっかりとしており、僕の記憶の中に存在するどんな19歳よりも大人でした。お店入った時におーいと手を振られた時は、お、アメリカンだな、と思いました。 しめは固定スイーツと…
6. 医療に関わる最新技術なのか?大人のおもちゃなのか? 「3D printingとは、3D CAD computer-aided designもしくは3D CG(computer graphics)で描かれた設計図通りに3Dモデルが製作できるという技術であり、さらに我々は形状だけではなく質感も人体臓器と同等である素材を開発し、胸郭モデルと心臓モデルを開発しました。」 これを売り文句とし、2015…
14歳の人の移植が夜中から始まりました。14歳ってすごくアンニュイな感じがします。大人なのか子供なのか微妙な感じというか。病棟歩いてる時とか目もなんか虚ろで、微妙な感じでした。髪の毛もなんか天然パーマなのかくるっとなってて。身体も小さめなんですが、頭とか大きかったりして。毛量が多いからそう見えるだけなのかもしれないですが。しかもベッドに寝てるから起き上がった時とか髪の毛立ってるのでさらにそう見えた…
医者4年目、心臓外科医としてはじめて研修を開始した時、当時イケイケだった大学のチーフからはじめて教わった心臓外科の心得は、“人を信じるな、自分も信じるな”でした。なんかかっこいいのと、確かに理にかなっているということから常に意識して研修をしていました。 昨日iphoneが壊れたのでダウンタウンのアップルストアで新しいiphoneを購入しました。 いい感じのケース(カードとか入れられるやつ)が売って…