長すぎてもダメ、短すぎてもダメな手術

ある日、LVAD手術がありました。体の小さい人で(アメリカではレア)、HVADを植込みました。補助人工心臓と大動脈をつなぐ人工血管の吻合ですが、いつも長さの調整に四苦八苦します。太田先生(上司)が「毎回かならず長すぎるか短すぎるかにしかならない、ベストであったことがない」スモールジョークを交えジョンS(PA)とアイリーン(オペナース)の笑いを誘っていました。今日のは吻合中は「短っ」と思って早速後悔…