敵は英語だけではない手術

ある日、ニューパルスという植え込み型のバルーンパンプが感染したということで手術になりました。 術前にデイビッド(おっさん)がこういう風にやるから、と凄く説明してくれました。いや説明いらんけど、と思いましたが、うんうんそれでそれでと聞いていました。説明は感染したニューパルスを取り出して、取り出したところは綺麗に洗って、どうにかして別のところにニューパルスを植え込むという感じでした。別のとこに植えこむ…

オペ室で大爆笑 失恋の手術

ある日、冠動脈バイパスがありました。 器械出しはスーパーオペナースのアグネス。チーフの症例ではなかったので、プレッシャーもなくウキウキしていました(僕も)。内胸動脈をとってると暇になったのか意気揚々と話しかけてきました。 「ヒロ、ごめんね。プレートガール、彼氏がいるみたいなの。インタビューしたら教えてくれたわ」 オーマイガットです。その後もアグネスは話し続けます 「私頑張ってヒロのガールフレンド見…

テンポラリーぺーシングワイヤーをいつ抜くか

開心術後の患者さんは、基本的に全例でテンポラリーペーシングリードをつけて病棟に戻ってきます。そして、4日目に抜きます。患者さんがワーファリンを飲んでいる場合は、INRが3.5以下であれば抜いていいことになっています。ブリスベンのプリンスチャールズのときは確か2.5以下だったような気がします。日本にいたときは2.0か2.5以下だったような気がします(あいまいな記憶ですが)。この一年間でペーシングワイ…

沢山質問するけど、実はよく聞いていないだけ

移植用の心臓や肺を取りに行く前にミーティングをやります。 一年前はニュージーランド訛りで何言っているか良く分からなかったのですが、一年たった今では結構分かることが増えてきました。 そこで気づいたのが、参加者(心臓外科・麻酔科・看護師・パフュージョニスト)が沢山コーディネーターに質問をするのですが、その質問の内容はほぼ全てコーディネーターが既にしゃべったことだということです。 それに気づいてからは、…

サッカー ワールドカップ

日本はとても頑張ったみたいですね。みんなが褒めてくれます。 (1次リーグ敗退の)ドイツ人麻酔科は少し寂しそうにしています。(本戦出場を逃した)イタリア人麻酔科医はサッカーの話はしないでくれと言います。 ニュージーランドは本戦に出場していないので、そんなにものすごく盛り上がってる様には見えないのですが、イングランドが試合をするときはみんな応援しているみたいです。 インド人はそれほど興味がないみたいで…

7月4日はアメリカの独立記念日

7月4日は独立記念日で休日でした。昼にコリアカフェという韓国レストランでキムチチゲを食べる贅沢をしました。ここのレストラン、僕がアメリカにきた時はおじさんとおばさんが経営していたのですが、今は若い兄ちゃんとおばさんが経営しています。時間は色々なものを変えていくのですね。

サイクルヒット緊急手術

ある日、冠動脈バイパス術、心臓移植、その後に大動脈解離、エクモ、鎖骨下動脈IABPという僕の唯一のドューティーとされている仕事達がほぼ全て揃いました。野球で言うところのサイクルヒットな感じです。途中の心臓移植の時なぜかしんどくて4-0で皮膚閉じてる時に寝そうになりました。手術は終わりました。  

ハマってない人と手術

ある日、心移植の手術がありました。輸血を使わない人だったので大変でした。 オペナースは先日スーパーオペナースと認定されたアグネス。昔チーフからキックアウトされた過去を持つため、緊急でしかチーフの症例には入らず、チーフとアグネスというのはかなり珍しい組み合わせなのです。僕は最近の彼女のスーパーっぷりを知っているので「アグネス、スーパーアグネスを見せてやりな」と、戦友が今まさに大空へと羽ばたく瞬間を楽…

パトリックが牛角で肉を頼みすぎていた

麻酔科レジデントのお調子者パトリック(写真右から2番目)と牛角に行ってきました。なんか異様にむきむきしていました。結構ワークアウト(筋トレ)しているみたいです。だいたい70%くらいは何話してるかわかりませんでしたが、不思議なもので会はなんとなく成り立ってました。 パトリックは肉が好きなのか、通常はここらへんで注文ストップかな、という雰囲気のところから追加で16皿の肉を頼んでいました。こいつやばいな…