もう1週間がたちましたけど、皆さんあけましておめでとうございます。 2017年1月からTorontoのダウンタウンにあるSt Michael’s Hospitalで心臓外科のclinical fellowとして働き始めました。英語が得意でない自分としては予想通りの前途多難なスタートという感じです(^^; 悩みすぎず とにかく頑張って学び、順応していくしかありません。 今日は病棟の看護師さんに「レ...
あけましておめでとうございます。 こちらでは、年末年始はクリスマスほど重要視されていないようで、病院の休日は31~2日の3日間でした。僕自身は1日おきのon callを年末から割り当てられ、毎晩のように呼ばれてしまいました。その間、娘が熱を出してぐったりしたりして気を揉んだりと大変でした。小児科の先生は心から尊敬します。 ちなみに、オーストラリアはメディケアと呼ばれる公費医療負担があり、市民の人や...
私はMechanical circulatory support and heart transplant fellow として雇われているので、心臓移植以外にもLVAD関連やECMO、IABPなど様々な機械循環補助を経験しています。自分がこの分野に進むかはまだわかりませんが、死にそうな人を助けるという心臓外科冥利につきる領域だなと感じています。ただ、夜中のECMO関連の呼び出しは日本でもアメリカ...
年末年始で一時帰国しています。 ニュースで報じられていた離婚後夫婦の人工授精問題に関して感じたことですが、 夫の同意書がとられていなかったこと、同意書の内容や説明に関して病院や医師ごとに差異が見られることが指摘されていました。 ドイツでは同意書・説明書が統一書式として存在します。 外国人用に英語やアラビア語のversionも存在し、Thiemeなどのメーカーが病院側に有償で提供しています。 ダウン...
タイには正月が3回あります。 新年、2月の中国の旧正月、4月のタイの旧正月(ソンクラーン)です。年末年始の休みは31日から3日までで、この間多くの方が田舎に帰り家族と過ごします。31日はバンコクからタイの各地方に向かう車やバスで非常に込み合いますが、逆にバンコク市内はいつもより人通りが少なく、非常に静かになります。しかし、リゾートホテルには多くの外国人が来るため非常に賑やかです(写真左は大みそ...
昨日は年末とか関係なしにLVADと解離の手術が立て続けにありました。一緒に入っていたアテンディングの太田先生はよく“胸閉める時は必ずスーパードライ(出血なし)にして” と言うのですが、いつもアサヒビールのスーパードライを思い出します。別にビールは好きじゃないのですが。 写真はシカゴドッグという食べ物
ドイツでは以前より危惧されていたテロが発生し悲しみや怒りに包まれています 犯人に関する情報が飛び交い、しかし容疑者が射殺されてしまった今となっては真相は闇に葬られてしまいました。 10月中旬にハンブルク医務局より医師に対して一斉にメールが送られました。 ハンブルク、アルスター湖岸で起こった殺人事件の容疑者捜査に関する情報提供を呼び掛ける連絡でした。 10台の少年がナイフで切り付けられ命を落とし、犯...
今年(2016年)の4月からオーストラリアのブリスベンで研修をしている月岡祐介と申します。今回は現在の病院についての概略を書かせて頂きます。 現在働いているThe Prince Charles Hospitalはクイーンズランド州の基幹病院で、同州で唯一、心・肺移植を行っている病院です。年間の開心術は約1500例(成人のみ、小児なし)、心移植は年間20~30例(オーストラリア全体で年間90~100...
クリスマスを含め、ホリデーシーズンになると手術は少なくなり、病院はがらん状態になります。 クリスマスのダウンタウンはほとんどのお店が閉まっていて人もあまりいません。そのわりに飲食店は賑わっていて、ちょっとしたお店でも予約でいっぱいで入れない状況です。僕は牛角を予約して行きました。やっぱり日本食が1番です。 写真はコールドストーンのアイス 美味しい
12月18日、19日にRama HospitalでOPCAB meetingが開かれました。 日本からは夜久先生、荒井先生、竹村先生とEBMの朴さんが来られました。 タイでは日本ほどOPCAB率は高くないのですが、年々OPCABを開始する施設が増えてきています。多くの施設から心臓外科医が参加し、非常に密度の高い会になりました。 またOPCABコンテストも開かれました。日本から医学部6年生の木下...