今日はLVAD、肺移植(心臓外科がやってる)と忙しくなりそうな日ですが、麻酔導入がいつものように遅くゆったりと進んでます。 再来週に同僚のフェロー(ディエゴ)の紹介でミズーリ大学(どこ?)のアテンディング(スタッフ、独立した心臓外科医)の面接を受けることになりました。そもそもなぜこの話がでたのかはよくわかりませんし、落ちる確率相当高そうですが、アメリカで専門医の資格無しにアテンディングのポジション...
タイに留学する際に必要な資格についてですが、特にこれといったものはありません(多分)。必要となってくるものはコネクションだと思います。これは勤務先の上司と留学する病院のトップとの関係であったり、大学(もしくは心臓外科同士)の関係であったり、または国際学会などで個人的に作ったりなどいろいろあります。 今タイにおられる先生(5名)がどの時期に留学されているか記載しました。タイに興味を持たれている...
1月中旬に約一年お世話になったシェアハウス(350Euro/月)から家具付きの一人暮らしアパートに引っ越しました。もともとシェアハウスの契約が半年だったのを延長してもらっていたので…。部屋を探すのには大変苦労し、シェアハウスサイトで危うく詐欺に引っかかりそうになり、なかなか見つからず最後は金額には妥協せざるを得ませんでした(780Euro/月)。 現在の部屋は家具付き、ネット電気ガス水道代込という...
こんにちは、今日はプロキュアメント(ドナー心摘出)の移動中にでる飯の話です。 プロキュアメントは移動時間、待ち時間、などなどを含めると長い時は半日かかることがあり移動中にコーディネーターが飯を用意してくれます。大概「ハンバーガー?ピザ?サンドウィッチ?どれがいい?」と聞かれます。どれもたいして美味しくないのですが、僕はハンバーガーが好きなのでハンバーガーの時は当たりです。オジー(おっさんコーディネ...
以前の続きです。 ハンブルクには2016年3月よりお世話になっています。Girdauskas(ギルダウシュカス)先生というリトアニア出身、ライプチヒで修業、Bad Berkaをへてハンブルクに赴任された先生のもとで二尖弁研究をしたいというのが私の今回の留学の目的です。先生の1月からの栄転に伴い私もハンブルクについてこさせていただくこととなりました。 当初は3月のひと月は見学生として、4月よりAss...
皆様、初めましてシカゴ大学の太田です。 2005年よりアメリカ留学を開始し、ピッツバーグ、ニューヨークを渡り歩き、現在はシカゴでアテンディング心臓外科医として働いています。北原先生の提案、許可を得て北原先生のブログにお邪魔しています。北原先生を昨年の9月にシカゴにフェローとして迎えて以来、2人でわいわい楽しく働いています。日本語に飢えていた私はここぞとばかりに喋り続けたため、今ではオペ室のナースも...
先週は留学前に大変お世話になった旭川医大の紙谷先生のご厚意で、慶應大学で僕が行っていたリサーチに関する講演を同大学でさせていただいた。久しぶりの日本は最高でした、特に飯が寿司が人が全てが。 滞旭中紙谷先生から非常に楽しく壮大な話を伺い、自分はいい師に恵まれてきたんだなぁと改めて感じました。“いい師に巡り会う運”が最高なんだと思います。自分もいつか誰かの人生をポジティブな方向に変えるこ...
先週チェンマイでタイ胸部外科学会が行われました。 タイの学会ではライブセッションが行われることが多いです。今回はDr.TaweesakとDavid Adamsが2日間で8例の僧帽弁手術を行いました。また日本からは榊原病院の高梨先生が来られ、冠動脈バイパス術についての講義をされました。日本と違い会場はひとつだけで行われます。 学会では今年いわゆる心臓外科専門医試験を受けるレジデント(6年目)によ...
先日年末年始の一時帰国よりドイツに戻りました。 帰国中に膝の調子が悪くなり、時期が年末年始であったことと医療保険がないことから受診をドイツ帰国後に見送り、本日ようやく受診してきました。医療機関で働いてはいるものの患者としての医療機関受診は初めてであったため多少ドキドキしました。 ドイツは大病院と町の診療所のすみわけが明確になされています。 基本的には診療所を受診しなければ大学病院を含めた大病院には...
どこもそうかもしれませんが、正規フェロー(ブライアン)との絡みは微妙です。彼は11月から心臓外科の研修を開始しました。研修初日の夜中に大動脈解離が緊急であったのですが、彼を呼ばずに手術を終えると“自分が呼ばれないのにヒロがやってるのはおかしい”、“僕にも連絡して〜”とごねたらしく、スタッフミーティングで問題になりました。その後も何度か同じようなことでごねてました。 今はブライアンと相談して(お伺い...