前回までのあらすじ ~いい感じで食事会を終えた二人、油断していたところ突然のクラブへのお誘い。医師として、男として、ここは決めておきたいところである~ リサの勧めるイケてるクラブに行くことになりましたが、春先とはいえまだまだ極寒のシカゴ、外にでるとシカゴの強いビル風で彼女はぶるぶると震えていました。「寒いの?僕のコート着なよ」と心の中で優しい声をかけて、僕もぶるぶると震えながら一緒に...
今日はとっても眠いけど、頑張って仕事中の熊木です(-_-)゜zzz… 休日、特に変わった事がなかったので、今日は私の制服についてのお話です。(前回に続きかなりどーでもいい話題を許してください) 私は医院がオープンしてから、二ヶ月後に助手として入りました。先輩方の制服は、エステサロンの様なパンツスタイルでとってもかっこ良いです。私も、同じ制服だろう☆と思っていたのですが…… 院長「熊木さんはワンピー...
ロボット僧房弁の手術でした。アグネスはオペナースの中でも最も若手(おそらく30代)であり、上司(太田先生)やテイ(若手アテンディング)の手洗いをすることが多いです。今日は外回りをしていたのですが、手術の中盤暇になったのかコンソール(ロボットの操縦席)までふらふらときて、私、ロボット手術嫌いなんだよね、と僕に伝えてきました。え、なんで?しかもなぜこのタイミングで告白する?と疑問でいっぱいでしたが、続...
はじめまして。先日のブログにて御紹介頂きました星です。 北原先生のリクエストがあり、北原先生との御相談の結果、海外旅行記を書かせて頂くこととなりました。 3年前の夏の終わりに僕はスコットランド〜デンマーク〜ノルウェー〜スウェーデン〜フィンランド〜オランダという総移動距離約5500kmという旅をしました。 スタートはスコットランドの首都エジンバラでした。このエジンバラで僕はEdinburgh Mil...
ハートメイト3持ってる人のAVRでした。未熟さから弁の運針がまともにできず、お取り上げになりました。その後テイ(若手アテンディング)が最近はまっている鎖骨下動脈からインペラの大きいやついれて、首からRVADいれるBIVADもどきみたいなのをしました。終始アグネス(オペナース)は不機嫌でした。多分色々と頼みすぎ(ディペンデントしすぎと言われた)たからだと思います。あと、体調も少し悪かったみたいです。...
初めて書かせていただきます。北原先生とはよくオペをさせてもらっていた、元オペナースです。 新人だった時期もやや近く、お互い上司に怒られる姿を見たり見せたり。わからないことも気兼ねなく教えてもらい、おこがましくも勝手に同志と思っております。 今回、急に連絡来たか!と思ったらブログを書かないか。ということで。下手でもいいとのことなので軽い気持ちで書かせてもらうことに。 他の方々はどんなことを書いてるの...
今のボスは非常にスピードを重視する人で、Come on, hurry up!と看護師さんに言います。先日、手術中にいつものようにそう言っていたのですが、突然「日本語でhurry upってどう言うんだ」と聞いてきました。気の利いた事も思いつかず「急げ(Isoge)と言います」と教えたら、それからというもの何かあるとイソゲ、イソゲと言うようになりました。でも、時間が経つにつれ崩れてきて「イツォゲ」→「...
イギリス、オーストラリア、ニュージーランドと、この3年間海外に住んでいるのですが、未だに床屋に行ったことがありません。修行に集中するために坊主(3㎜)にしており、自分でバリカンで切ってしまえるからです。 英語で床屋さんに前髪のここのところをどうのこうのとかお願いをするのは大変なんだろうなぁと勝手に想像していますが、皆さんはどうされているのでしょうか。また、日本の理容室や美容室にあるような、顔剃りと...
ブリスベンの病院もオークランドの病院も回診が非常にフランクです。 特に休日は、Tシャツ、短パン、サンダルという格好で回診をしている医師がいます。患者さんはそれを見ても特に気に留める様子はありません。むしろ、休みの時までわざわざ会いに来てくれてありがとうと言っていたりします。 文化の違いを感じます。
ドライブスルーというとマックやケンタッキーでの車に乗りながらのファーストフード購入が想起されると思います。しかしながら、先日手術中にもこの表現を聞きました。 弁の手術で、人工弁に針を通していく作業の時でした。順々に針を持針器でつかんでそれをボスに渡している時でした。ボスが私に向かって”Drive it through!”と言いました。なんでドライブスルーの話なんかしているんだろう。変なボスだなと思...