骨の薄い人の手術

今日のCABGの患者は骨が薄かったです。骨の中もスカスカでした。閉胸中、PAのティム(イケメン)からヒロみたいにスキニーだな、といわれました。僕はあんまり痩せ型でもないのですが、ティムの中ではスキニーキャラで通ってるみたいです。 その後最近なんの映画観たか、みたいな話題になりました。普段はあまり話さず、というか英語わかんないんで話せずに過ごしているのですが、観たことある新しい映画の話をしていたので…

こんにちは!

こんにちは! 医学部6年の中根と申します。 いきなりですが、先週は第112回医師国家試験でした! 周術期管理や輸液の選択といった、学生にとって難しい問題が多かったような気がします。 恥ずかしながら、授業も実習も出席が緩いことに甘えてしまった私にはちんぷんかんぷんでした(;ω;) そんな私が自ら参加した授業は自主学習でした。 学生が2-3人ずつ各科にお邪魔するのですが、その際に北原先生に大変お世話に…

カレーがおかわりしたものであるかどうか事件

先日エクモスペシャリストのパム 4に実家で食べたカレーの写真を載せたのですが、これが事件を起こしました。 よくこの写真を見てみてください。 おわかりいただけましただしょうか。このカレー、おかわりした後のものじゃないか、という指摘を受けたのです。僕はおかわり前に写真を撮ったと記憶しているのですが、皿のヘリにカレーがついている、カレーの上にご飯が乗っている部分がある、などおかわりを裏付けるいくつもの証…

三尖弁にMitraClipかけたら乳頭筋がぶちぎれたので手術

三尖弁の緊急手術がありました。患者は83歳と高齢で、手術を拒否したため循環器内科がMitraClipで僧房弁の治療をしました。その時ついでに三尖弁も逆流あるからいってみるか、といってやったら乳頭筋ぶちぎれちゃったみたいです。 開胸中、83歳にしては組織がしっかりしているな、と思ったので、「ティッシュー イズ ストロング。。。」と消えうるような小声でつぶやいてみたら、一緒に入っていたテイ(若手アテン…

紅茶派

僕は紅茶が好きなので、食事会などの最後もこーひーではなく紅茶を頼みます。だいたいマイノリティになるので、なぜかいつも少し迫害されたような感覚を覚えます。 ABP(オーボーパン、病院内にあるパン屋)で朝食を買う時はいつも紅茶を頼むので、たまたま今日買わなかったら、今日は紅茶買わないのかいと店員のおばちゃんに聞かれました。 写真は4East Ns のyoungから誕生日プレゼントとしてもらった紅茶。僕…

間違い電話

電話対応は、海外で働く日本人が最も苦手とする仕事のうちの一つだと思います。少なくとも私にとっては。この2年間でだいぶ慣れたとはいえ未だに楽しいものではありません。今もこうやって土日48時間、電話を握り締めながら当直をしているわけですが、早く終わってくれないかと願っているような状態です。 院内からの電話はあまりストレスを感じることはないのですが(患者さんを見に行って状況を把握することができるから)、…

【事務局ブログ】事務局のDIY
JAYCS事務局 / 2018-02-16

お世話になっております。 事務局の大泉でございます。 事務所のスペースを無駄にしないために隙間を有効活用しています。   例えば、 段ボールと板で棚を2段にしたり、 ちょっとした隙間にはS字フックをかけています。 平田のお昼ごはんがよくぶら下がっています。   日曜日の研究会に持っていく撮影道具を準備していたところ、ビデオカメラのレンズカバーを失くしたことに気づきました。 こん…

手術室での立ち位置

前にも書いたことがあるような気もしますが、手術室において器械出しの看護師さんの立つ場所が違います。術者は患者の右手側で、助手は患者の左手側というのは同じです。日本では看護師さんは術者の右隣でしたが、ブリスベンでは助手の左隣でしたし、オークランドでは術者の左隣です。どちらに立たれようともやることに大きな違いはないのですが、静脈を採る時に鼠径部から抹消に進むか、足首から中枢に進むかという違いや、右足か…

ラザと閉胸

最近はラザ(外科レジデンシーをシカゴ大学で終え、来年からシーダスサイナイ(移植とかたくさんやってるとこ)で心臓外科フェローをする予定なのだが、一年間のギャップができたためなぜかクリニカルアソシエイト(フェローとアテンディングの間みたいな役職)として働くことを命じられた)と閉胸することが増えてきました。ラザは心臓外科初心者みたいなものなので、やややりにくいところがあります。改めて普段助手してくれるP…

Superior transseptal approach
中村 裕昌先生 / 2018-02-14

 僧帽弁へのアプローチですが、日本にいる時はclassical approach(右側左房切開)しか見た事がありませんでした。  タイに来てDr.Taweesakは全例superior trans septal approachで行っています。こちらはMS患者も多く、またRAが大きい患者さんも影響しているかと思いますが、非常に見やすいです。 ただ結構LA roofに切り込むので、初めはドキドキして…