ブラジル料理美味しい

シカゴのダウンタウンにある人気ブラジル料理の店でシカゴ大学感染症内科フェローの江原先生とそのお友達(なるい先生)と食事をしました。なるい先生はイギリスに留学時代、現在ニュージーランドにいる月岡先生と同級生の会というもので何度か一緒になったことがあるとかで「世界って狭いですね」という話になりました。なるい先生は「月岡先生の印象はすごくいい人でした。すごく優秀でした。奥さんもすごい綺麗な人でした」と終…

正反対の手術

ある日、小切開の大動脈弁置換術と、シックな人(重症患者)にBIVADをいれる手術の2つの手術がありました。小切開はドクターバルキーというロボット外科医のケースで、BIVADはテイというメカニカルサポート(エクモとか)を担当する若手アテンディングのケースでした。患者の質、手術の侵襲など、正反対のケースといえますが、どちらも魅力的なものでした。例えるなら頭のいいキレイな人もいいけど、ちょっとバカな可愛…

高山先生のチームWADAニューヨーク支部 1

チームWADAニューヨーク支部のたかやまです。チームWADA、ますます発展してますね! ここ5年ほど「熱意」について考えています。このブログの読者で心臓外科医の多くの方は、心臓手術執刀中の集中度がハンパないこととお察し申し上げます。凝集した時間は楽しいですよね。僕はとても楽しいです。しかし、いっぱい手術を経験したのに、なんでいまだに毎日楽しく手術に望めるのでしょうか。 あと、チームWADAの幹部、…

七転び八起記 21日目 ~對馬海峡 シカゴ一本釣り~

太田先生の外来を見学。こちらの患者さんは深刻に病気について話している最中もちょいちょいジョークを混ぜてくる人もいて、陽気な国だなと感じました。絵は全く関係ないですが、先日太田先生のオフィスに届いた「レーザー」で撮影した手です。血流の変化から心不全の診断に役立てようとする機械だそうで、全米を探しても太田先生のオフィス以外には存在しないそうです。

コードブラウン手術

ある日、LVADと弁をいくつかいじる手術がありました。手術終了後ドレープをとっているとショーン(オペナース)が「コードブラウンだ」と叫びだしました。コードブラウンとは手術中に排便がみられた際に発動されるコードで、基本的にはみんな悲しい気持ちになります。みんなしてお尻を綺麗に洗っていましたが、今日はなぜかみんな楽しそうでした(なんかわいわいしてました)。 ベッド移動の際、移動を手伝おうと患者の近くに…

ニュージーランドで看護師として働く ~病棟の看護師さんの視点②~

以下、病棟で働いている看護師さん(淺川真由美さん)に書いて頂いた文章です。他にも興味があることがあればseiri45@yahoo.co.jpにメールなど頂ければ幸いです。 私がニュージーランドで看護師として働き始めてまず驚いたことは、看護師ができる処置の多さでした。病棟で日常的に行われる処置のほぼ全てを看護師のみで行います。例えば、胸部ドレーン・ペーシングワイヤー・エピ・中心静脈カテーテル等の管類…

七転び八起記 20日目 ~對馬海峡 シカゴ一本釣り~

本日はこちらで循環器内科フェローをされている平井先生について循環器内科を見学。アテンディングのサンディープさんは写真を撮るのが好きなようで、インペラという循環補助器具と今日からシカゴ大で実習を開始する松陰くんと平井先生と一緒に写真を撮るというイベントがありました。

ロボットの冠動脈バイパス

ロボットシリーズができました。 ロボットの冠動脈手術でした。その日はLIMA-LADの一枝バイパスのみで、お客さんがわらわらといたのもあり、ロボット外科医はずっと喋り続けてました。見てるとえらい簡単そうにやるのですが、限られたスペースで、色々な干渉に邪魔されながら、するするっと手術をしてるのはさすがロボット外科医だな、と思います。「じゃあちょっと内胸動脈とってみて」とバトンタッチされると、誰が見て…

七転び八起記 19日目 ~對馬海峡 シカゴ一本釣り~

今週は劇的な週でした。「図書館でDutyをこなした後に帰宅途中を暴漢に襲われた一例」を経験し、「人はいつ死ぬかわからない」「死ぬこと以外はどんなこともかすり傷である」というどこかで聞いた文言を体感した週でした。今となってはいい思い出です。 13日目 正直、暴漢の一件でこの日のことはよく覚えていないです。太田先生にいただいたテーマの論文に関する情報収集をしていました。 14日目 それはいつも通り手術…